SalesforceやTeachme Bizも検索対象にできる?Neuron ESのデータベース検索活用例
カテゴリ:技術課題・解決法
更新日:2026年3月26日
社内の情報が、ファイルサーバーやクラウドストレージだけでなく、Salesforceや業務マニュアルツールなど複数のシステムに分散している企業は少なくありません。その結果、「どこに情報があるかわからない」「必要な資料にたどり着くまで時間がかかる」といった課題が起こりやすくなります。
Neuron ESは、文書ファイルだけでなく、連携方法によってはデータベースやデータベース構造で情報を持つ業務支援ツールも検索対象に広げられます。本記事では、Neuron ESでデータベース検索を実現する方法と、Salesforce・Teachme Bizを検索対象にした事例をご紹介します。
目次
Neuron ESでデータベースや業務支援ツールは検索できるのか
Neuron ESは、ファイルサーバーやクラウドストレージ内の文書検索に加え、連携方法を工夫することで、データベースや業務支援ツール内の情報も検索対象にできます。
たとえば、Oracle、SQL Server、PostgreSQL、MySQLといった主要データベースに加え、CRMや文書管理システム、プロジェクト管理ツールなど、データベース構造で情報を管理しているシステムも対象化できる場合があります。
「ファイルは検索できるが、業務システム内の情報までは探せない」という状態を改善できる点は、企業の情報活用を進めるうえで大きなメリットです。
検索対象にする方法は主に2つ
Neuron ESでデータベースや業務支援ツールを検索対象にする方法は、主に2つあります。
1. JDBCドライバーで接続する方法
データベースサーバー側にJDBCドライバーを接続し、Neuron ESが情報を取得できる状態をつくる方法です。
接続後は、Neuron ESの管理画面でジョブを設定し、SQL文で取得条件を指定します。(下記画像参照)
その条件に沿って情報を収集し、検索用のインデックスを作成します。 この方法は、データベースから必要な情報を条件付きで取り込みたい場合に適しています。
2. CSVファイルと外部コマンド連携を使う方法
利用中の業務支援ツールで、データをCSVファイルとして定期出力できる場合は、そのCSVをNeuron ESでクローリングして検索対象にする方法もあります。
たとえば、RPAツールなどでCSVを定期的にダウンロードし、Neuron ESの外部コマンド連携で取り込めば、業務支援ツール内の情報を横断検索しやすくなります。
この方法は、データベースに直接接続しない形で検索対象を広げたい場合に有効です。
SalesforceやTeachme Bizを検索対象にした事例
- 高千穂交易株式会社様
- ファイルサーバやSharePointに加え、社内DB・外部コマンド連携によりSalesforceなどのクラウドサービスとの横断検索を実現…詳細はこちら
高千穂交易株式会社では、ファイルサーバー約630万件、SharePoint Online約64万件に加え、Teachme Bizの社内マニュアル約1,000件、Salesforceの図面・完成図書約1万7,000件を横断検索できる環境を実現しています。
複数システムに分散した情報を一括で探せるようにすることで、必要資料へのアクセス性向上が期待できます。
Teachme Bizの検索事例:CSVファイルと外部コマンド連携
Teachme Bizには、社内システムの使い方や社内規定など、多くのマニュアルが保管されていました。
一方で、そのままではNeuron ESから直接検索できないため、Teachme Bizに登録されたマニュアル情報をCSVファイルとして出力し、毎晩RPAでダウンロード。そのCSVをNeuron ESの外部コマンド連携でクローリングすることで、検索対象にしています。
この仕組みにより、Neuron ESで検索した結果から、Teachme Biz上の該当マニュアルへ直接アクセスできます。社内マニュアルを探す手間を減らし、必要な情報にすばやくたどり着きやすくなります。
なお、ここでご紹介しているのはTeachme Bizを対象にした例ですが、同様の考え方で他のシステムを検索対象にできる可能性もあります。自社で利用中のツールが対象になるかどうかは、個別にご相談くださいませ。
Salesforceの検索事例:JDBCドライバー接続
Salesforceには、工事関連の図面や作業報告など、業務上重要な参考資料が保管されていました。こうした情報も横断検索の対象にしたいという要望に対し、JDBCドライバーを介してNeuron ESと接続することで、検索可能な環境を実現しています。
これにより、検索結果からSalesforce上の該当データへ直接アクセスできるようになりました。「保存先を知っている人しか探せない」状態を減らし、情報活用のしやすさ向上につながります。
検索対象を広げると、情報収集はもっと効率化できる
社内の情報活用を進めるうえで重要なのは、検索できる対象を文書ファイルだけに限定しないことです。データベースや業務支援ツールまで検索対象を広げることで、必要な情報を探す手間を減らし、部門横断での情報活用を進めやすくなります。
すでにNeuron ESをご利用中で、「検索対象をさらに広げたい」とお考えの場合にも有効です。
また、これから社内検索の見直しを検討している企業にとっても、Salesforceのような業務支援ツールとファイルサーバーをまとめて検索できる環境は、大きな価値があります。
自社で使っているシステムが検索対象になるか知りたい場合は、まずはお気軽にご相談ください。運用中の環境に合わせて、実現方法をご案内できます。
著者
岡本偉武
Neuron ES 事業開発室 マーケティングマネージャー
地元愛知にて大手製造業や電力会社のWebディレクションに従事した後、BtoC事業におけるマーケティング責任者を経験。起業を経てブレインズテクノロジーに入社。現在は「Neuron ES」のマーケティングマネージャーとして、各種プロモーション施策の企画・推進を担当。
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