【セミナーレポート】Microsoft 365 Copilotと​Neuron ESに​よる新たな​ナレッジ活用基盤

カテゴリ:イベント&セミナー

更新日:2026年7月30日

2026年7月1日(水)に開催された「Microsoft 365 Copilot と Neuron ES による新たなナレッジ活用基盤」のレポートをお届けします。

本記事の読みどころ:
生成AIの安全・効率的な活用、Copilotと機密データの連携、社内ナレッジの継承など、生成AI活用やナレッジ継承にお悩みのDX・ITリーダーが今押さえるべきポイントを豊富な知識をもとにご紹介します。

【セッション1】Microsoft 365 Copilotが実現する企業ナレッジ活用の次のステージ

講演タイトル:Microsoft 365 Copilotが実現する企業ナレッジ活用の次のステージ
登壇者:日本マイクロソフト株式会社 Head of Microsoft Innovation Hub Tokyo Director / 業務執行役員 榎並 利晃 様

講演概要:
AIエージェントのコスト抑制とセキュアな管理手法

生成AIや自律型エージェントの進化は、従業員の生産性を飛躍的に高め、経営指標の改善に直接貢献する段階に達しています。自律型エージェントを無駄なコスト(トークン消費)なく効果的に機能させるには、適切な「コンテキスト(業務の文脈やデータ)」の付与が不可欠です。
日本マイクロソフトは「Microsoft IQプラットフォーム」によるコンテキスト付与や、複数のAIモデルを柔軟に選択・評価できる「オープンハーネス」戦略を提唱。モデル変更に備えたテスト評価セットを自社の知的財産(IP)として保持し、エージェントを従業員同様にセキュアに管理する未来像を提示します。

生成AIの利用に伴うトークンコストの肥大化や、自律型エージェントを安全にデプロイ・管理・評価する仕組みにお悩みの方は、是非、アーカイブ動画をご覧ください。

Microsoft 365 Copilot セッション写真

登壇者:
日本マイクロソフト株式会社
Head of Microsoft Innovation Hub Tokyo Director / 業務執行役員
榎並 利晃 様

参加者からの声

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コンテキストこそがAgentの価値を決めるという点が非常に印象的でした。
また、Open ハーネスの考え方についても理解でき、良い仕組みだと感じました。
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構成を当社でも実現してみたいと思いました。トークンに対して効率的に働くようにするという発想が新しく、学びになりました。
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Copilot Coworkとの連携や、エージェント活用の展開論など興味深かったです。

【セッション2】Neuron ESのMCPサーバー対応による社内ナレッジ活用

講演タイトル:Neuron ESのMCPサーバー対応による社内ナレッジ活用
登壇者:ブレインズテクノロジー株式会社 取締役 林 琢磨

講演概要:
Neuron MCP対応による社内ナレッジの安全な活用と自律型検索エージェント

Microsoft 365 Copilotの導入が進む一方、SharePointなどのクラウドに移行できないオンプレミスや既存のファイルサーバー上に散在するデータの活用は、多くの企業の課題となっています。
本講演では、生成AIと外部データを繋ぐ世界標準プロトコル「MCP(Model Context Protocol)」に、エンタープライズサーチ「Neuron ES」が対応した連携ソリューションをご紹介します。ユーザーのアクセス権限に応じた制御、高い日本語検索精度、日次更新による情報の鮮度を担保しつつ、セキュアなバイパス接続を実現しました。
不具合対応時のマニュアル自動検索や報告書作成を行う「自律型検索エージェント」のデモも交え、実践的な活用法を解説します。

Copilotを導入したものの、既存のオンプレミスファイルサーバーやセキュリティ権限が設定された社外秘データを安全かつタイムリーに連携できずにお悩みの方は、是非、アーカイブ動画をご覧ください。

Neuron ES MCPセッション写真

登壇者:
ブレインズテクノロジー株式会社
取締役
林 琢磨

参加者からの声

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弊社のナレッジの多くはファイルサーバとNotesですが、それを横断してアクセス権を考慮して活用できるのは、Neuron ESしかないため、強く興味を持っています。
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MCP連携でNeuron側の利用形態や連携手法が、いろいろなケースに対応可能なことが理解でき良かったです。
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デモやアーキテクチャ、現時点での検討内容などの説明があり良かったです。
質問の多さや内容から、各社の疑問点なども把握できてよかったです。

【セッション3】企業のソフトウェア化による英知の蓄積と活用

講演タイトル:企業のソフトウェア化による英知の蓄積と活用
登壇者:東京貿易ホールディングス株式会社 DXアドバイザー 益田 瑞文 様

講演概要:
組織の忘却を防ぐ「企業のソフトウェア化」とAI実践

企業の本質的な価値は設備ではなく、業務の中で蓄積される経験や判断といった「英知(集合知)」の連鎖にあります。しかし、これらは社員の引退や異動、部門のサイロ化によって失われる「組織の忘却」の危機に常に晒されています。
この課題を解決するため、企業活動をプログラムコードのように記録・アップデートし続ける「企業のソフトウェア化」を提唱。同社独自のコグニティブ・プラットフォーム「TB-Buddy」における、他社特許情報からの競合戦略推論や、社長の思考を学習させたクローンAIによる経営シミュレーションなどのユニークな実践例を紹介し、学習し続ける「企業知性」の構築プロセスを解き明かします。

ベテラン社員の退職や異動に伴う知見の喪失(組織の忘却)、あるいは部門間に分散・ブラックボックス化してしまった社内ナレッジの継承・共有方法にお悩みの方は、是非、アーカイブ動画をご覧ください。

東京貿易ホールディングス セッション写真

登壇者:
東京貿易ホールディングス株式会社
DXアドバイザー
益田 瑞文 様

参加者からの声

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流出し続ける「組織能力」の現実は、自社でも属人化やベテラン社員の退職が重要課題となっており、こういった切り口で考えてなかったためとても興味深く、参考になりました。
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AI活用におけるベスト組織体制の部分をデジタルの領域(ソフトウェア)に当てはめてお話しいただいた印象です。ITに関わる企業の方々に対してはとてもイメージしやすいと思いました。
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単なるツールの話にとどまらず、企業という組織がこれからどうあるべきかまで語られており、大変勉強になりました。

【懇親会】企業ナレッジAIの未来を切り拓く、大盛況のネットワーキング

本セミナー終了後には、参加企業様を交えた懇親会が実施されました。 会場では、講演内容を踏まえた活発な意見交換が行われ、生成AIの活用方法や社内ナレッジの共有、今後の取り組みについて、企業や立場を越えた交流が広がりました。
また、Neuron ESとCopilotを連携したデモを展示し、実際の挙動や活用のユースケース、システム構成などを懇親会に参加された方に向けてご紹介いたしました。

Microsoft 365 Copilot と Neuron ES による新たなナレッジ活用基盤 登壇者・参加者を交えた熱気あふれるネットワーキング

会場全体の様子

Microsoft 365 Copilot と Neuron ES による新たなナレッジ活用基盤 登壇者・参加者を交えた熱気あふれるネットワーキング

懇親会時の乾杯の様子

Microsoft 365 Copilot と Neuron ES による新たなナレッジ活用基盤 2026 登壇者・参加者を交えた熱気あふれるネットワーキング

締めのご挨拶の様子

執筆担当:岡本、植谷

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