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「まずは、Neuron ESで検索」──
ファイルサーバと大学Webサイトの横断検索で広がる事務職員の働き方の変化
年間6,000時間の削減効果に期待

九州大学様 Neuron ES 事例紹介

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お客様概要

九州大学様
お客様名 九州大学様
導入製品 Neuron Enterprise Search
導入時期 2024年3月

取り組みの背景について、教えてください。

取り組みの背景

3,700万件にもおよぶ膨大な資料から目的の文書ファイルを探すのが困難だった

九州大学では、オンプレミスの事務職員用のファイルサーバに学内の文書、規定、マニュアル、議事録などを保管しており、そのデータ規模は約3,700万件のファイルにのぼります。

また、大学のWebサイト上にも膨大な情報が掲載されていますが、これらを横断的に検索できるシステムは存在していませんでした。

ファイルサーバから目的の文書ファイルを探す際は、Windowsのエクスプローラーで検索するしか方法がなく、これでは非常に時間がかかり実用的ではありませんでした。

さらに、共有フォルダが細かく分かれているため、目的の資料を見つけるまでに複数のフォルダを一つずつ確認する必要があり、「どこに何があるか分からない」「探すのに時間がかかる」という声が頻繁に聞かれました。

特に古い資料については、そもそもどこに存在するか分からない場合も多く、検索自体が困難という状況でした。


九州大学 伊都キャンパス
(提供:九州大学広報課)


Neuron ESを導入したきっかけについて、教えてください。

導入のきっかけ

当初はオープンソースの検索システムを自ら構築しようと考えていた

こうした背景のもと、ファイルサーバ内の文書ファイルの高速検索や全文検索ができるツールについて情報収集していたところ、「Neuron ES」に辿り着きました。

当初は、オープンソースの検索システムを自ら構築しようと考えていましたが、検索結果でのサムネイル表示やプレビュー機能がないことに加えて、「しっかりと保守してくれるシステムが良い」という声もあったため、「Neuron ES」を選定しました。

また、事務職員が使用するファイルサーバと大学のWebサイトの両方を横断的に検索したいという理由もありました。


九州大学 椎木講堂
(提供:九州大学広報課)


具体的な導入状況・導入後の評価について、教えてください。

導入状況・導入後の評価


九州大学 銘板前
(提供:九州大学広報課)

検索時間の短縮と古い資料の発見に貢献

現在は、事務職員向けのリンク集に「Neuron ES」へのリンクを設置しており、クリック一つで利用できる状態になっています。

従来5分から20分程度かかっていたファイル検索が、ものの数秒で見つかるような場面も出てきており、目的の資料に素早く辿り着けるようになっています。

特に、10年以上前の古い議事録なども、文書内のキーワードで検索できるようになり、以前はどこにあるか分からなかった資料でも見つけられるようになりました。

まずは「Neuron ES」で探してみるという働き方の変化が生まれている

従来のWindowsのエクスプローラーによる検索方法と比較すると圧倒的に早く、様々な絞り込みもできるため、大変重宝しています。

また、ファイル名だけでなく、ファイルの中身のテキストからも検索できるので、「こんな資料あったんだ」というようなナレッジの発見にも繋がっていると思います。

このような効果から、分からないことがあれば、まずは「Neuron ES」で探してみるという働き方の変化が生まれていると感じています。

セキュリティ上の安心感も

導入後大きなトラブルやユーザからの問い合わせ等もなく、安定稼働しています。アクセス権限も適切に引き継ぐため、セキュリティ上の安心感もあります。


今後の展開について、教えてください。

今後の展開

年間6,000時間の削減効果に期待

利用開始から1年以上経過し、便利という声は他の部や課からも聞こえてきます。しかし、利用していないユーザーも一定数存在します。

そのため、今後も継続して事務職員への周知を行っていきたいと思います。九州大学全体で事務職員約2,000人おりますが、「Neuron ES」導入による検索時間の短縮により、少なくとも年間6,000時間の業務時間削減を見込んでいます。


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