Impulseとは

Impulseは機械学習技術の実用化を目的に、2014年市場に先駆けてリリースされ、数多くのお客様の「現場で鍛え上げられた」異常検知ソリューションです。企業活動にかかわる、複雑で膨大なセンサーや音声や画像、動画などのデータを収集・可視化する基本機能に加え、従来の閾値ベースの管理では発見できない障害や故障予兆の検知、不良品の検出、作業工程の確認・分析、要因の追究など、これまで対応困難であった業務課題に対し、機械学習を武器に新たなアプローチで現実解を導きます。

全てを備えたプラットフォーム

Impulseは単なる分析プラットフォームではありません。

機械学習を活用した高度なデータ分析処理に加え、業務に組み込んたシステムとして導入・運用するために必要な様々な機能(データ収集、構造化、データ蓄積、画面インタフェース、アラ ート通知等)を統合的に備えたプラットフォームとして構成されています。

統合的なデータ分析プラットフォーム


オートモデリング

本来、データ分析専門の技術者が担う難易度の高い分析プロセス(データの特性を理解し、適用可能なアルゴリズムを選定し、更に最適なパラメータを見つけるためのシミュレーション試行)を自動的に行う機能※を備えてます。

さらに、学習モデル生成・更新プロセスをジョブとして定期的に実行することで、容易なモデル運用管理が可能です。

お客様が独自のアルゴリズムを追加することも可能で、柔軟かつオープンなプラットフォームをご提供します。

※特許第6315528号:「異常検知モデル構築装置、異常検知モデル構築方法及びプログラム」にて特許取得

オートモデリング


エッジコンピューティング

大量なデータを用いたモデル学習処理はクラウド環境で実行し、生成された学習モデルを用いたリアルタイムでの異常判定処理(推論処理)はエッジデバイス上で実行するアーキテクチャにも対応可能です。

継続性や即時性にも優れ、かつモデル運用管理においても高い保守性を備えた実用的な分析基盤を提供します。

エッジコンピューティング